婦人科医もオススメするエクオールとは?辛い更年期症状に効果あり!

HRT治療を受けて更年期の症状が楽になったけれど、ずっと続けるわけにもいかないし漢方治療を受けて更年期の症状が楽になったけれど、内心はずっと飲み続けていることに抵抗感がある。

現状の快適さを失って、また更年期の辛さを味わうのはごめんだけど、薬には抵抗感を感じる。

「現状の快適さを失わないで、自然なモノで代替えできないのかな」この望みは贅沢だと思いますか?

これらは患者さんの本音として聞いていましたし、実際に相談されたこともあります。
あなたも自然なモノで安心してずっと続けれる更年期対策をお探しですか?

今回は、そんなあなたにぴったりな対策をお教えします。

それは「エクオール」です。

最近話題になっているので気になっているかも知れませんね。

結論から言うと、エクオールは40~50代の更年期世代はもちろんですが、それ以降の女性すべてにとって非常に頼もしい存在です。

「なぜかって?」

その理由を詳しく知りたい人は、ぜひ続きを読んでみて下さい。更年期症状が出てつらい人はもちろんですが、年を重ねても、健康で若々しくいたい人は知らないと損しますよ。

エクオールは見た目年齢に影響する

hadaennnrei

50歳を迎える頃になると同じ年齢でも「老けて見える人」「若く見える人」「年相応の人」と見た目年齢に大きな差が生まれます。

あなたにも同窓会などで、顕著に感じた経験があると思います。
この差を生んでいる理由は何だと思いますか?

  • 生活が充実してるから?
  • 夫婦生活が円満だから?
  • 定期的に運動してるから?
  • 美容にお金をたくさん使っているから?
  • 食生活が違うから?

もちろん一概に「これだ!」とは断定できません。全ての要因が関係しているとも言えます。

そもそも見た目年齢は、体型や肌質、喋り方、服装、身のこなしと沢山の要因が影響しあって決まってきます。

例えば、体型や身のこなしは「食事」「運動」が原因で決まってきます。

服装はセンスももちろん大きな影響を持ってますが、精神的健康も同じくらい大きな影響を持ちます。肌質は「食事」「スキンケア」が大きな影響を及ぼします。

実は、この要因の1つにエクオールが入っています。
エクオール は見た目に大きな影響を与えていると知って、驚かれたかも知れません。

具体的に言うと、女性の見た目に影響ある体型や肌質・身のこなしに影響を与えます。
それは、エクオールが女性ホルモンであるエストロゲン様作用を持っているからです。

ではこのエクオールはどうしたら取り入れることができるでしょうか?

エクオールを作る材料

エクオールを作るには材料が2つ必要になります。

①大豆イソフラボン

大豆食品(納豆・豆腐・味噌など)に豊富に含まれています。
サプリメントで摂る方法もありますね

②腸内細菌

エクオールを作るには腸内細菌が欠かせません。

あなたは気づいていないかもしれませんが、人間のカラダには腸内細菌がいます。特に大腸には非常にたくさんの腸内細菌がいて、大腸だけで100兆を超える数百種類の腸内細菌が住んでいます。

この腸内細菌はそれぞれ菌ごとにかたまってひしめき合っている様子がお花畑のように見えるので、腸内フローラとも言われます。知らない間に、人間は腸内細菌と共生しているのです。

この腸内細菌の種類は数百種類もありますが、どの腸内細菌がエクオールを作れるのかが、はっきりしてるのは数種類しかありません。

最初に発見したのは大塚製薬です。乳酸菌(ラクトコッカス20-92)がエクオールを作り出す腸内細菌であることが世界で初めて発見されました。

では、できる過程を見ていきましょう!

まず、大豆(大豆食品)を食べます。

大豆は胃で消化されて、小腸を通る過程で分解・吸収されます。

大豆は消化される過程でタンパク質やビタミン、脂質、炭水化物、ミネラル、大豆イソフラボンと成分がバラバラになります。

この中で大豆イソフラボンがエクオールを産生するには欠かせません。大豆イソフラボンは配糖体と言って、カラダの周りが糖で覆われているためにそのままでは吸収することが出来ません。

腸内細菌がこの配糖体となっている糖を取ってくれます。

ちなみにこの配糖体の状態の大豆イソフラボンをグルコシド型と言います。腸内細菌によって配糖体の糖が外れるとアグリコン型と言うカタチに変化します。

糖がなくなったアグリコン型の大豆イソフラボンは吸収しやすいのでカラダにとっては好都合なのです。

このアグリコン型の大豆イソフラボンを腸内細菌がさらに代謝することでエクオールになります。

大豆イソフラボンは大きく分けての3つの種類に分けられます。

大豆イソフラボンには糖がついてる配糖体のカタチをしたグルコシド型としてダイジン、ゲニスチン、グリシチンの3種類です。

配糖体が外れているアルグリコン型になるとダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインと言う名前に変化します。

このうちダイゼインだけがエクオールに代謝されます。

つまり、大豆イソフラボンの中でもダイゼインが重要です。あとは大腸内にエクオールを産生できる腸内細菌がいるとエクオールができるというわけです。

その秘密は腸内細菌!?

エクオール は腸内細菌によって代謝されていると言いましたが、どういうことでしょうか?人間のカラダには100兆を越す腸内細菌が住んでいると言いました。

「ぞっとしましたか?」

実はこの腸内細菌はとても重要な役割を担っています。細菌自体はカラダのどの臓器にもいますが、腸内細菌が圧倒的に多く住んでいるのが大腸になります。

大腸だけで100兆個の腸内細菌が数百種類いると言われています。大腸にこの腸内細菌が沢山いるから快便を保て、健康でいられます。

腸内細菌にとっても人間の大腸内はとても居心地の良い環境です。
常に適温に保たれ、エサにも困りませんからね(笑)

まさに持ちつ持たれつの関係です。

大腸でつくられるエクオール

大腸は小腸に比べて長さは1/4程度ですが太さが2倍あります。この大腸は消化・吸収が終わった食べモノの水分を吸収するのが主な役目です。

大腸に入ってくる時点で消化・吸収済みの食べモノはウンチとして出ていく時の大きさに比べて4倍も大きいです。

大腸が水分を徐々に吸収したり、腸内細菌が分解を促進することでだんだん小さくなって、最終的に1/4の大きさになります。

腸内細菌は食べモノを分解して食物繊維からビタミンを作り出すことができます。同じように、腸内細菌が大豆イソフラボンを分解・代謝することでエクオールが作られます。現在、大豆イソフラボンをエクオール に変えることができる腸内細菌は数種類しかわかっていません。

腸内細菌の一部の乳酸菌が、大豆イソフラボンをエクオールへと変換してることはわかっています。

エクオール効果の3大メリット

①肌が若返る

実際に実験が行われています。
閉経後5年未満の女性でエクオール非産生者である46~63歳の女性を101名対象にして実施されました。この101名を3つのグループに分けます。

・プラセボ(偽薬)
・エクオール 10mg/日
・エクオール 30mg/日

1日2回に分けて、12週間連続で摂取してもらいます。そして、この3つにグループにどのような変化が出るのか?を調べます。

評価したのは「シワ」「肌の水分量」「水分蒸発量」「肌弾力」の4つです。
ちなみに実験は二重盲検という科学的に信頼度が高い方法で行われています。

二重盲検
被験者はもちろん、薬を手渡す実験者もどの人がどの薬を飲んでいるのかわからない状態で実験すること
(もちろん、実験を管理してる人は誰がプラセボで誰がエクオールかを把握してます)

結果は、明白な差が出ています。

シワの面積と深さはエクオール 30mg/日摂取した人達がなんとシワの面積が減り、シワの深さもほとんどなくなりました。

エクオール 10mg/日摂取した人はシワの面積と深さにほとんど変化ありませんでした。
プラセボ(偽薬)を飲んだグループはシワの面積が広がり、深さも増していました。

肌の水分量、水分蒸発量、肌弾力についても明らかな差が出ています。

②骨粗鬆症予防

骨粗鬆症予防に効くことも実験の結果わかっています。肌の時と同じように二重盲検で実験がされています。

被験者は閉経後5年未満の女性でエクオール非産生者の46~63歳の女性98名です。
今回は4つのグループに分けて行われています。

・プラセボ(偽薬)
・エクオール 2mg/日
・エクオール 6mg/日
・エクオール 10mg/日

こちらも結果は明らかな差が出ました。

骨密度がプラセボ(偽薬)に比べて、エクオール 10mg/日摂取した方が骨密度の低下が42%抑制されていることがわかります。

ちなみに尿中デオキシピリジノリンとは、骨組織が新陳代謝するときに発生する物質で血液中に放出されます。そのうち約40%が尿中に放出されます。

③更年期症状の対策

更年期症状はたくさんありますが、エクオールは特に「首・肩こり」「ほてり」に対して効果が実証されています。

こちらも二重盲検にて実験されています。
更年期症状がある閉経後の女性でエクオール非産生者160名が対象です。

プラセボ(偽薬)が83名、エクオール10/mgの77名に分けて、12週間連続摂取した結果です。

エクオールを10mg/日摂ってる方が症状を感じる回数や程度が改善されていました。

また面白いことに、観察期間としてエクオールを摂取しなくなった期間の記録を見ると、だんだんプラセボ(偽薬)を飲んでいたグループと同じ水準に戻っています。

この結果を見る限り、エクオールは「ほてり」「首・肩こり」に効果があることがわかりますね。

エクオールが産生できるの人は50%

エクオールは50歳女性で、50%の人がエクオールを産生してくれる腸内細菌が体内にいます。

ちなみに欧米だと20~30%です。日本やアジアなど大豆を食べる習慣のある国では産生能力は高いです。

しかし、残念ながら20代になるとこの現象は見られません。20代ではエクオール産生能力を持った女性は欧米と同じ20%ほどしかいません。

原因は食の欧米化だと言われています。20代では大豆食品離れが起こっていると言ってもいいでしょう。

日本では欧米に比べて、更年期症状が軽い人が多いです。乳がんになる人も少ないです。
これは大豆イソフラボンの力であると言われて来ましたが、実はそれだけではないことが分かってきました。

もっとも影響を及ぼしているのは大豆イソフラボンではなく、エクオールだったのです。
エクオールはいわばスーパーイソフラボンです。

大豆食品がエクオールの原料

daizu

日本人に馴染み深い大豆食品がエクオールの原材料になってくれます。

大豆食品は女性にとって、まさに理想の食材です。積極的に大豆食品を取る様にしてください!

エクオールが産生できることを確かめる方法

まずは、「エクオールを生み出してくれる腸内細菌があなたにいるか?」を確かめる必要があります。確かめるのは比較的簡単にできます。

「エクオール検査」のキットがネット販売されてますから、自宅で検査を受けることができます。検査といってもやることはとても簡単で送られてくるキットで尿を採取して、返送するだけです。

大豆イソフラボンもエクオールも体内に貯めておくことができません。尿と一緒に体外に排出されてしまいます。その特性を利用して、排出物である尿内にエクオールが含まれているかで判断されます。

エクオールを産生できなくても大丈夫

ekuo-ru sapuri

エクオールを産生できない人はエクオールのメリットを享受できないの?そう思われるかも知れません。

ご安心下さい。産生できないとわかった場合はサプリメントがあります。こういう時にサプリメントは非常に便利です。サプリメントでエクオールを摂れば同じ様な効果が期待できます。

一生飲み続けられる

サプリメントは薬ではなく栄養補助食品なので、副作用を心配する必要がありません。
更年期が終わっても、あなたの人生は続きます。

日本人女性の平均寿命は2017年時点で約87歳です。これはエストロゲン無しの人生がどんどん伸びていることも意味しています。

平均閉経年齢が50歳ですから、個人差を考えても約30年以上の期間があります。このような体験は人類史上経験がありません。前人未踏の世界が訪れていると言っても過言ではありません。

この期間に健康状態をどれだけ保てるかが、人生の質に大きな影響を与えることは明白です。

エクオールは「肌の衰え」「骨粗しょう症予防」に効果を発揮してくれます。特に骨粗しょう症は高齢期になると、大きな問題になりやすいです。

これが栄養補助食品で予防できることは大きなメリットです。

薬と違って「一生飲み続けることができる」ことが、栄養補助食品の最大のメリットでしょう。

オススメのサプリメントとしては大塚製薬のエクエルです。

  • エクオールサプリメントの元祖であること
  • 実験や研究のデータが豊富に発表されていること

この2点がオススメする理由です。特にデータは豊富に出されているので信頼性が高いです。

もちろん大豆食品もしっかり食べてくださいね。

エクオールを作れないとしても、大豆は栄養満点な食材なので積極的に摂るメリットはたくさんあります。

5大栄養素である「タンパク質」「炭水化物」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」全てが大豆には含まれています。

特に植物性タンパク質と脂質がたくさん入っています。アレルギーでもない限り、食べない理由がありません。

まとめ

あなたがエクオール が産生できる腸内細菌を持っているかは、検査を受ければわかります。
もし、エクオール が産生できなくてもサプリメントがあるから大丈夫です。エクオールを飲んで期待できる効果は「肌の若返る」「骨密度低下」「更年期症状の改善」などがあります。

カラダに溜まることのできないエクオールは日々継続して摂ることが大切なのです。

自然な成分を使って更年期対策したいなら、1度は試す価値のある成分がエクオールです。

医師がオススメするエクオールサプリ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

【監修】西田医師

昭和59年徳島大学医学部卒業
東京医科歯科大学産婦人科、都立病院等に勤務
平成7年9月、横浜市都筑区にて西田ファミリークリニック開業
平成30年3月閉院
日本産婦人科学会専門医、日本更年期学会会員
専門:内分泌(思春期・成人の卵巣機能不全、不妊症、更年期)

コメントを残す

*